古代世界の午後雑記(移行中)


「古代世界の午後」更新履歴と雑記
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成城大学の経済学者明石茂生教授のローマ帝国と漢王朝の国家財政・人口・GDP・地域経済研究論文のご紹介

 昨年1月頃、インド史上の各時代の人口推計の根拠を調べてみました(概要をまとめた記事がこちら「インド人口史 -史料と推計-」にあります)。その結果、どうも、古代マウリヤ王朝時代からムガル帝国まで、安定的に5000万-1億人の人口があったとの推計は、意外に根拠が乏しく、過去の大雑把な推計が引用を重ねられている側面が強く、数値の妥当性に乏しい印象を受けました。今後、遺跡の発掘データなどを元に、抜本的に推計し直される余地が高いように思えました。この結果、ローマ帝国についても、人口6000万という通説の根拠はどうなっているのだろうかと、詳細を確認する必要がありそうに思えてきました。それでもその後、特に注力して調べようと思っていたわけでもなかったのですが、古代ローマ本を参照した時には、人口推計根拠の記載に留意するようになりました。『古代ローマを知る事典』p303では一世紀半ばの人口を6000万、1886年に初めてAD14年の帝国人口を算出したベロッホの研究では5400万、2012年に出版されてクセジュ文庫の『ローマ帝国: 帝政前期の政治・社会』では、6000-8000万とあるなど、その後参照した概説書で目に付いた推計人口数値の箇所にも、数字の記載はあるものの、根拠と推計方法のロジックを詳細に説明しているものはありません。

 そんな折、昨年秋頃にたまたま目にした、筑波大学の林玲子氏の博士論文『世界歴史人口推計の評価と都市人口を用いた推計方法に関する研究(2007)』の「補足 地域別総人口データ 2 ヨーロッパ」の頁に、

 「ローマ帝国全域にわたる人口推計値としてはBeloch(1886)の推計が有名であり、多くの学者に引用されているが、この推計のヨーロッパ以外、つまりアジア(トルコ、シリア等)、アフリカ(エジプト、リビア、マグレブ等)は、歴史書に現れる兵士数などを参照してはいるものの、推計自体はあり得そうな人口密度を面積にかけて求めたものである」

 「Belochのヨーロッパ以外のローマ帝国人口数は、人口記録といった根拠に基づいて計算されてはいないことから、同時代の中国人口値に呼応させる形でBelochがローマ帝国人口値を設定したと考えられなくもない」 

 との記述を目にし、衝撃を受けました。そこで、注力して調べてみました(以下more)。

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by zae06141 | 2014-05-21 00:19 | 古代ローマ・ビザンツ関係 | Comments(0)

中世英国とイランを舞台とした歴史映画「千年医師物語」感想

 2013年ドイツ製作。日本でも邦訳が出ているノア・ゴードン作『千年医師物語1 ペルシアの彼方へ』の映画化です。米国の小説ですが、なぜかドイツで製作されています。Wikiの原作者ノア・ゴードンの記事は、英語版の文字数に対して、ドイツ語版の文字数は倍以上多いので、ドイツで人気があるということで、ドイツで映画化されたのだと思われます。見た限りでは、ドイツやドイツ人が一切登場しない作品です。映画『black death』やドラマ『大聖堂』は、英国も製作に関わっていますが、本作はドイツだけの製作にも関わらず、物語の1/3が英国で展開する話を作るのが凄い。場所をドイツに移しても本質的には関係なさそうに思えるのですが、もしかしたら、「世界の果てから来た」という主人公の立ち居地を強調するため、英国でないといけない、ということなのかも知れません。今回、いつにも増して取り留めのないことをずらずら書くだけの感想となってしまいましたが、とりあえず感想を書いてみました(以下more)。

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by zae06141 | 2014-05-09 00:17 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(4)