古代世界の午後雑記(移行中)


「古代世界の午後」更新履歴と雑記
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2001年から2012年上半期の日本の貿易取引通貨別比率(輸出) ver2

--ver2 2013年1月12日 2010年下半期から2012年上半期を追加--
 日本の貿易取引通貨別比率(輸出)の過去の一覧表データを、2012年上半期までのデータを追加しました。 こちらをご参照ください。

--ver 12010年10月26日 2001年上半期から2010年下半期の一覧表作成--
 円高が騒がれています。これについては、実質実効為替レートではさして円高ではない、とか、米国がこの15年で40%程インフレで、日本は殆ど物価は横ばいなので、内外格差が是正されるだけで、実質安過ぎた円が是正されるだけだ、など色々な議論があるようです。個人的には日本の物価が高すぎる実感を持っていたし、消費者物価指数含めた米国との内外格差が縮小傾向にある話は、以前こちらの記事でもご紹介しましたので、ある程度は「安すぎた円」という話も妥当かと思っています。

 実質実効為替レートの件はどうなのでしょうか。こちらの日銀のサイトにグラフがありますが、円高のインパクトをもう少しよく実感できないものかと、各輸出先の国毎に、どの通貨で決済されているのか、その割合はどうなのかを調べてみました。

1992年から2001年までの、全世界・米国・EU・東アジアの各国通貨の輸出入額の割合表は、財務省のこちらの表にありました。

2002年以降のデータについては、表としてまとまっていないようなので、今回、下記の財務省発表資料から、輸出通貨に関して表を作成してみました。 

貿易取引通貨別比率(平成22年上半期)
貿易取引通貨別比率(平成21年下半期)
貿易取引通貨別比率(平成21年上半期)
貿易取引通貨別比率(平成20年下半期)
貿易取引通貨別比率(平成20年上半期)
貿易取引通貨別比率(平成19年下半期)
貿易取引通貨別比率(平成19年上半期)
貿易取引通貨別比率(平成18年下半期)
貿易取引通貨別比率(平成18年上半期)
貿易取引通貨別比率(平成17年下半期)

貿易取引通貨別比率(平成17年上半期)
貿易取引通貨別比率(平成16年下半期)
貿易取引通貨別比率(平成16年上半期)
貿易取引通貨別比率(平成15年下半期)
貿易取引通貨別比率(平成15年上半期)
貿易取引通貨別比率(平成14年下半期)
貿易取引通貨別比率(平成14年上半期)
貿易取引通貨別比率(平成13年下半期)
貿易取引通貨別比率(平成13年上半期)

なお、これら発表資料は、こちらの財務省サイトに今後は掲載されてゆくようです。

 作成した表はこちらとなります。OpenOficeで作成したものを、htmlで保存したため、本表をダウンロードして、OpenOfficeやExcelに取り込むことが可能です。ただ、タイトルなどのレイアウトが少し変になってしまっていますが、これを修正したところ、掛け線がおかしくなってしまいました。現在の私の知識ではうまく治せず、時間を割くのも面倒なので、タイトル部分が変なバージョンをそのまま掲載しています。

 1992年から2001年までの表と、2001年から2010年までの表を見比べてみると、輸出決済通貨としては、円は、

・世界全体では、1992年から2001年にかけて弱くなり、その後回復し、現在1992年のレベルに達している
・東アジアの決済通貨としては、1992年以降、一貫して米ドルに押され気味

ということがわかります。それにしても、東アジアの決済はドルが強いんですね。。。。
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by zae06141 | 2010-10-26 12:38 | 世界情勢・社会問題 | Comments(0)

ドイツ輸出額 7年間で2.5倍の謎

 今年年初に、2009年、中国に抜かれて輸出額世界一位の座から降りたとはいえ、今年もドイツの輸出は相変わらず好調のようですね。出生率低下と老齢人口増、更に高福祉であることから、可処分所得が低いので、内需より外需へ傾注するのは正しいように思えます。それにしても輸出額1位は米国だと思っていたので、ドイツが一位だったというのは知らなかったのですが、「2009年版 「今」がわかる!世界経済ダイジェスト」を見ていたら、2000年以降2007年までの輸出額上位5国のグラフが出ていて、それによると、ドイツは2003年以降世界一になっているだけでなく、2000年から2007年の間に輸出額が2倍となっているのに驚きました(ほぼ同じグラフがこちらのサイトに出ています)。いったいどういう成長をしたら、輸出が倍になるのだろうか?このデータは正しいのだろうか?と少し調べてみました。

 まず、こちらの国連の統計サイトで輸出額を出してみました。
 
a0094433_20453159.jpg

これによると、2000年以降、急激に輸出が上昇し、2008年までの8年間で2.67倍になっていることがわかります(2001-2008の7年間で2.54倍)。凄い!一体どうやったらこんな急激な成長ができるのか。EU統合のお陰だろうか。もしかしてEU域内貿易額が増えているのかも。。。と、「財務省 世界の統計」から、ドイツ輸出相手先別金額上位10カ国を取得してきました。

a0094433_20522489.jpg


 米国に比べ、EU諸国が特に急激に伸びているわけでもありません。しかしこれらの国合計も2003-2008年の間に倍額となっています。すると、本当にドイツ経済が伸びているのだろうか。となれば、GDPにおける輸出依存度も相当上がっているに違いない、と、この辺で気づけばよかったのですが、「世界の統計」から輸出依存度を持ってきてみました。右グラフのオレンジがGDP、青が輸出額、左グラフが輸出依存度(GDPに占める割合)です。
 
a0094433_20594787.jpg


 すると、確かに依存度は増えているものの10%程度。倍といえる程ではありません。一体どうしてだろうかと悩んだ挙句に漸く気づいて、ユーロ/ドルのチャートを調べてみました。下記はinfoseekの相場チャートから持ってきたものです。
a0094433_2155372.jpg


2000年から2008年中頃迄の間で概ね1.6倍となっています。ユーロ額でのドイツの輸出額を知る必要があるため、ジェトロのドイツ貿易統計を見てみました。
a0094433_21123048.jpg

 2000年から2008年までで1.65倍。つまり、2.67倍の正体は、1.65*1.6=2.65ということだったのでした。早く気づけよ。。

 とはいえ、8年間で1.65倍という事は、年率7%近い伸びが必要です。現実的かつ、好調な様子でうらやましい限り。でもきっとユーロ決済してるんだろうなぁ。だからユーロ高でも関係なく輸出が伸びたんじゃないかなぁ。前々回の記事で、日本の輸出の決済通貨別割合表を作成してみましたが、ドイツの輸出のユーロ建て決済表もそのうち調べてみたいところです。中国への輸出が大きな要因、という話もありますが、きっとユーロ建なんだろうなぁ。

 ところで、先月、3年毎の発表となっている、外国為替市場の取引総額がBISから発表になってますね。こちらは貿易決済だけではなく、投機含めた総額なのであまり参考にはなりませんが、ユーロ/人民元の為替取引割合が掲載されているかもと見てみました(こちらのBISのページの右枠、「Related information」の「Triennial annex tables (XLS)」をご参照ください。Table4タブに、それぞれの通貨の取引の組み合わせが出ているのですが、小額なのか、残念ながらユーロ/人民元はOthersとなっているようです。掲載されている中では、一番額の小さい日本円/ニュージーランドドルの日額平均4000億円よりも小さい、ということなのでしょうか。日額平均720億ドルにもなる「その他組み合わせ」の中身が気になるところです。

 それにしても、2010年の外国為替取引総額(前傾BISのXLS表のTable1タブ)は約日額400兆円。年間休日を140日としても245日で975兆ドル。。。2001年の数値と2007年の数値を比べると、世界のGDP総額が1.73倍(前傾国連データ)であるのに対して、同期間の為替取引総額は3.21倍(下はGDP総額。2008年で60兆ドル)。

 
a0094433_223689.jpg


 財務省のこちらの貿易統計(9-1のエクセル表40kb)によると、2007年度の輸出入の総額は、26兆212億ドル。世界GDP総額の48%(ちょっと多すぎないかという気もしますがまあいいや)、貿易総額と為替取引年総額の比較に意味があるのかどうかわかりませんが、2007年の世界GDP54兆ドルに対して為替取引年額(245日とした推計)814兆ドル。貿易総額の31倍。。。。時代の趨勢としてこれでいいのか悪いのか、なんとも私にはわからない世界ですが、金融に実体経済が振り回される世界は今後も続き、益々想定外の事態が起こり続けるんでしょうね。。。。
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by zae06141 | 2010-10-02 22:38 | 世界情勢・社会問題 | Comments(2)