古代世界の午後雑記(移行中)


「古代世界の午後」更新履歴と雑記
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カテゴリ:その他の時代の歴史映画・ドラマ( 21 )


オスマン朝歴史ドラマ『壮麗なる世紀:キョセム』概要紹介 ver2

 オスマン朝君主アフメト一世(1590-1617年/在1603-17年)妃キョセム・スルタン(1589-1651年)の話です。一話約120-150分、合計60話。2015/11-2016/6第一シーズン30話、2016/11-2017/6月第二シーズン30話が放映され、完結しています。『壮麗なる世紀(邦題『オスマン帝国外伝』』)の続編枠で放映されたため、主題曲やセットは流用です。今回はこのドラマの簡単な紹介です。ご興味のある方はこちらをご覧ください。

 ところで、『壮麗なる世紀』はその第一シーズンが邦題『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム』が8/7日から放映中ですが、視聴者数はどのくらいなのでしょうか?公式サイト等で発表されているのかも知れませんが、それとは別にちょっと調べてみました。


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by zae06141 | 2017-09-12 00:24 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(0)

歴史映画について ver2

 『古代世界の午後』というサイトを開始した2000年8月に、「歴史映画について」というこの記事を書きました(当時はサイトに掲載していた)。その記事の末尾に以下の内容を記載していました。

 【 ところで見てみたい映画ってありますよね。 誰か作ってくれないかなぁ、という映画。

「コンスタンティノープル陥落」やブルガリアのサムイルとバシレイオスの30年にわたる死闘を描いた伝記映画「バシレイオス2世」、ムガル帝国のバーブルーアクバルに至る大河物語。後漢時代西域を征服した班超の生涯、また前漢西域への使者張騫の冒険、エジプトイスラム史上唯一の女性スルタン、シャジャル =アッドゥルの生涯、以前この雑記でも書いた 赤羽亮「流砂伝説」の映画化、など沢山あります。 】

しかしこの15年の間に、「バシレイオス2世」以外は、ほとんど実現してしまったことがわかりました(該当映画は本記事末尾に記載)。それを受けてというわけではないのですが、歴史映画について別の角度から語ってみました。


【1】歴史映画について (2) 2016年9月版


 最近歴史映画のもつ意味について考えています。


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by zae06141 | 2016-10-06 00:32 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(0)

エジプト製ミステリー映画『ブルー・エレファント』(2014年)に一瞬登場する暗黒の中世社会の映像

 前回はミステリー映画として紹介しました。今回は、本作に登場している中世エジプト都市景観の映像の話です。本作は、歴史映像が登場するとはまったく知らず、あくまでエジプトのミステリー映画という触れ込みで視聴したら、たまたま主人公がドラッグで幻視する映像のひとつに中世エジプトを暗黒社会風に捉えた映像が登場した、というものです。それだけの話なのですが、なぜここに注目するのか、について、少し解説などをしてみたいと思います。


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by zae06141 | 2016-03-31 00:18 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(0)

インド歴史ドラマシリーズ「Bharat_Ek_Khoj」

 1946年にネルーが書いたインド国民啓蒙歴史書『インドの発見』のドラマ化です。原作をもとに1話約45分全53話の大作連続ドラマで、イメージ的には、NHK大河ドラマのような映像と演出です。こういう作品で日本史のドラマをNHK大河ドラマでできないものだろうか、と思ってしまいました。出演者が10人程度と、規模は小さく、予算もそれ程大きくはないようなので、戦争場面も、最初演習かと思ってしまったほどですが、それでもカメラワークや演出を工夫していることがわかる仕上がりとなっています。インドの映画は、シリアスな歴史映画であっても、ミュージカルが入ってしまうのがイマイチに感じられることが多いのですが、本作はミュージカル場面はないという点で非常に特徴的です。

 このドラマは、ヒンドゥー語で字幕はありません。すると、私のような極少数もの好きを除けば、基本的に視聴者はヒンドゥー語のわかるインド人ということになるものと思われます。すると、各回の再生数には、インド人の興味と好みが反映されている可能性が高そうです。そこで、各回のアクセス回数をグラフにして比較してみました。
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 ドラマだけではなく、小説や漫画でも同じですが、最初の方の回・巻だけ視聴率・売れ行きがよく、後続の回・巻になるほど低下する傾向があるのは一般的なところだと思われます。本ドラマもその例にもれず、初回が7万5千、第二回が6万近く、第三回が4万少しと低下し、その後4万を越えているのは唯一ムガル帝国のバーブルの回だけです。あとは概ね、多い回で2万から4万、少ない回で1万以下というところ。

 意外なのは、日本でも有名なカーリダーサの2回で、初回は1万5千を越えているものの、第二回は1万以下となっていること。日本ではインド文学といえばサンスクリット文学が思い浮かぶほどですが、インド国民にとっては、こうした歴史ドラマよりも単発の映画の方が馴染みがあるのでしょうか。カーリダーサの映画はインドで何本か製作されていますが、いずれも1966年以前なので、最近ではあまり関心をもたれていないのかも知れません。

 一方、中世ラージプート叙事詩の『プリトゥヴィーラージ・ラーソー』やラージプートの英雄ラーナ・サンガを扱った『ラーナ・サンガ、イブラヒーム・ローディ、バーブル』、マラータ同盟の英雄シヴァージーを扱った『シヴァージー』の回は2万を越えていて、なんとなくですが、ヒンドゥーの英雄を扱った回に人気があるような印象を受けます。

 南インドのドラヴィダ語圏を扱った回は6回あり、古代を扱ったサンガム文学の回、中世チョーラ王朝を扱った回、近世ヴィジャヤナガル王国を扱った回がそれぞれ2回ずつあるのですが、これらが1万程度かそれ以下なのは、私が視聴したyoutubeの版がヒンドゥー語だからであって、調べてはいませんが、もしかしたらドラヴィダ系諸語の版もあがっていて、それらの南インドの回についての視聴回数はもっと多いかも知れません。 

 インドについては、中央公論社の世界の歴史シリーズの『古代インドの文明と社会』とムガル帝国から英領インドへ』を読んでいたので概要は把握しているつもりでしたが、それでもインド人の視点では随分異なった印象を受け、非常に刺激になりました。

 
 ところで、牛の戦車競争って、インド映画にあってもよさそうなのに、見たことがありません。

この作品中のどこかでそれに近い映像を見た気がするのですが、見つからないので、ネット上でみかけた近い映像を載せてみました。こちらにインドではなさそうですが、二頭立て牛の戦車競争の映像があります。
https://www.youtube.com/watch?v=RYZbiQPrz4I

しかし、激しさはいまいちです。私がみた記憶のある牛の戦車競争の映像は、以下の写真のような激しさで、戦車が脱輪しそうなくらい跳ね上がって大迫力でした(以下のものは戦車ではなく、犂のようなものに乗っています)。
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 以下のものはパキスタンのものですが、これもイメージに近い感じです。こんな感じの激しさで、草原を10くらいの二頭立ての牛の戦車が一斉に競争するというものを見た記憶があるのです。。。
https://www.youtube.com/watch?v=lDTtSSQhiCM

追記:後日、この番組で見た牛レースの場面を見つけました。第二十九話の冒頭部分でした。
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 もうひとつ。第38話の冒頭に登場した17世紀のマラータ同盟の城砦の映像。左画像の奥が、右画像の断崖となっている。マハーラーシュートラ州のラーイガド城(Raigarh)。左中央にあるのが、マラータ同盟創設者の英雄シヴァージー廟。Wikipediaにいくつか写真が載っているが、断崖の様子の画像はないため、ここに掲載してみました。
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 シヴァージーが、峻厳な地域にある要塞にこもってゲリラ戦を展開し、アウラングゼーブも平定にてこずったという話は聞いていましたが、まさかこんなに凄い地形とは予想していなかったので驚きました。

by zae06141 | 2014-10-02 00:08 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(0)

中世英国とイランを舞台とした歴史映画「千年医師物語」感想

 2013年ドイツ製作。日本でも邦訳が出ているノア・ゴードン作『千年医師物語1 ペルシアの彼方へ』の映画化です。米国の小説ですが、なぜかドイツで製作されています。Wikiの原作者ノア・ゴードンの記事は、英語版の文字数に対して、ドイツ語版の文字数は倍以上多いので、ドイツで人気があるということで、ドイツで映画化されたのだと思われます。見た限りでは、ドイツやドイツ人が一切登場しない作品です。映画『black death』やドラマ『大聖堂』は、英国も製作に関わっていますが、本作はドイツだけの製作にも関わらず、物語の1/3が英国で展開する話を作るのが凄い。場所をドイツに移しても本質的には関係なさそうに思えるのですが、もしかしたら、「世界の果てから来た」という主人公の立ち居地を強調するため、英国でないといけない、ということなのかも知れません。今回、いつにも増して取り留めのないことをずらずら書くだけの感想となってしまいましたが、とりあえず感想を書いてみました(以下more)。

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by zae06141 | 2014-05-09 00:17 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(4)

中世イスラーム歴史映画「海のシルクロード」(9世紀)

 2012年イラン製作。9-10世紀のアラビア語著作「中国とインドの諸情報」から題材を採った作品。この書籍は、中世イスラーム期に中国からアフリカまで海洋貿易で繁栄を誇ったシーラーフ(現イランのターヘリー)の貿易商人が航路と貿易先の国々について記したとされる書籍です。シーラーフはアッバース朝時代には大変な繁栄を誇ったそうで、現在でも遺跡が残っています(こちらに和光大学の調査概要があり、遺跡の写真も掲載されています)。

 本書の邦訳は2度出ていて、最初の邦訳は藤本勝次氏により「シナ・インド物語」のタイトルで関西大学東西学術研究所訳注シリーズのひとつとして1976年に出版されています。120頁で、内容をざっと読むにはお奨めです。二度目の邦訳は家島彦一氏により2007年に平凡社の東洋文庫から「中国とインドの諸情報」の題名で出版され、二冊に分かれています。第一巻に相当する「第一の書」は、無名の作者が851/2年に記したとされており、本書は267頁ありますが、全267頁中本文は76頁迄で、77頁以降は訳注となっています。第二部に相当する「第二の書」は、シーラーフの人アブー・ザイドが915/6年に記したものとされ、275頁中本文は94頁迄で、95頁以降は訳注となっています。このように家島氏版は、本文付の研究書となっています。荒唐無稽な記載はあまりなく、2世紀の古代ローマの、紅海からインドまでの航路と地誌について記載した「エリュトゥラー海案内記 (中公文庫)」のような内容です。マルコ・ポーロやイブン・バットゥータのような旅行記ではなく、航路と交易先の国々の風物を記しているという点でも、「エリュトゥラー海案内記」の中世イスラーム版という位置づけの書籍と言えそうです。本作品は「第一書」の内容となっています。

 映画の方は、原作から受けるイメージや、現代において欧米で製作される中国歴史映画のステレオタイプなイメージの範囲内というところで、後述する冒頭部分以外は、期待以上でも以下でも無かったのですが、家島彦一氏の感想を聞いてみたいところです。「シンドバッド虎の目大冒険」みたいになってしまうのかとも心配しましたが、「虎の目大冒険」に比べればリアル史劇に近い作品でした。以下あらすじを紹介します。こういう作品が撮られるのも今の中国とイランの関係の近さにあるのかも。なお題名は忘れてしまいましたが、近年(少なくともこの5年以内)のテレビドラマに、14世紀か15世紀頃っぽい中国が登場するイスラームドラマがあったように思えます。「西遊記」のような完全なファンタジーのようだったので、詳しく調べないうちにメモがどこかに行ってしまいましたが、そのドラマも最近の中国とイランの関係の産物かも。


IMDbの映画紹介はこちら

イスラーム歴史映画一覧表はこちら

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by zae06141 | 2013-04-16 00:09 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(39)

オスマン朝歴史ドラマ「壮麗なる世紀」最終話までの全体的な流れ ver6

記事はこちらに移行しました。


by zae06141 | 2013-04-10 00:15 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(2)

スペイン製古代ローマドラマ「HISPANIA」「IMPERIUM」、中世歴史ドラマ「トレド」「イザベル」など

 今回は、最近のスペインのテレビドラマの紹介です。基本的に視聴していないドラマを扱い、一部視聴したものについては次回以降個別にご紹介します。


1.古代ローマドラマ「ヒスパニア~伝説」(Hispania, la leyenda (2010–2012))

 前150年から数年間の、ローマによるイベリア半島征服の最終局面を描いた連続ドラマ。全20回。一話約70分。

 今回の記事を書き起こした10月初では見る気が無かったのですが、作品の雰囲気を知る為に、取り敢えず第一話だけでも、と視聴したところ、ブルガリア吹き替え版で多少理解しやすいこともあり、少しづつ視聴してしまい本日(10月20日)までに、第一シーズンを見てしまいました。本作は次回別立てで記載します。

公式サイトはこちら
Wikiの記事はこちら(シリーズを通りたあらすじが記載されています)
IMDbのドラマ紹介はこちら

シーズン1の感想・紹介はこちらシーズン2の感想・紹介はこちら


2.古代ローマドラマ「インペリウム」(2012年)

 2012年9月5日から毎週木曜日放映中。「ヒスパニア」の続編。

 ガルバはケルティベリア族のイベリア半島最後の拠点ヌマンティアを征服し、ローマに帰還するが、イベリアでは現地民族の反乱が起こり、ガルバはイベリア(ヒスパニア)に戻るが敗北する(前143年の事件だと思われます)。彼のローマでの権威と地位は失墜し、更に裏切りにあう。彼の氏族スルピキオ族の復権を目指す。という話のようです。打ち切りにならなければ、前133年ヌマンティアの陥落による、ローマのイベリア半島征服完了まで描かれるのではないかと思われます。

公式サイトはこちら
Wikiの記事はこちら
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3.中世レコンキスタドラマ「トレド」(2012年)

 賢王と異名をとるカスティーリア王アルフォンソ10世(在1251-82年)の話。

 全13話。一話約75分。2012年1月10日から4月3日まで放映。AmazonからDVDが出ています。

IMDbのドラマ紹介はこちら


4.近世初期ドラマ「イサベラ」(2012年)

 スペインのレコンキスタを終わらせたイサベラ女王の話。2012年9月10日から毎週月曜放映中。一話70分。全13話予定。

公式サイト
IMDbのドラマ紹介はこちら
Wikiの紹介記事はこちら


5.プリンセス・エーボリ(2010年)

 一話70分全2回。フェリペ二世(在1556-98年)、宰相ペレス(1540-1611年)、エボーラ姫と異名をとったアナ・デ・メンドーサ公爵夫人(1540-92年)、秘書官ファン・デ・エスコベロの関係を描いた愛憎劇。感想・紹介はこちら


4.「赤い鷲」(2009年- )

 17世紀のアクション活劇。は第二話の途中まで視聴したので、次々回紹介予定。テレビ局のサイトで全話公開されており、一話70分で現在50数話。

公式サイト
IMDbの映画紹介はこちら。
感想・紹介はこちら


 スペインの古代ローマ時代を舞台とした作品はかねてより見たいと思っていたのですが、ローマの侵略・圧政を描いた作品は多数あるので、「ヒスパニア」「インペウム」はあまり見たい気にならないのでした。できれば、スペイン出身のトラヤヌス帝やハドリアヌス帝、テオドシウス帝関連の作品を作ってくれると嬉しいかも。「トレド」は題名からすると西ゴート時代の作品かしら。もしそうだったら速攻で買おうと思ったのですが、13世紀ということと、英語版が無いようなので当面様子見。できれば14世紀の作品が見たいのでした。イサベラが登場する映画はこれまで3、4本見ているので、当面はいいかなあ。いづれにしても長い連続ドラマは見ている時間が無いので、できれば映画を製作して欲しいところです。低予算でもいいんですよね。歴史に興味を持たせてくれる内容となっていて、制作陣の熱意や工夫が感じられれば。

 それにしてもスペイン、金融危機の割には歴史ドラマや映画の制作に勢いありますね。韓国並みという感じ。Wikiに記載のある各ドラマの視聴率を見ていて気づいたのは、上にあげたどのドラマも、最初は視聴率20%前後と勢いがあるのが、どれも尻すぼみになって打ち切りっぽくなっています。「赤い鷲」の一人勝ちということなのかも。歴史ドラマは経済力とそれなりの視聴人口が無いと量産は難しいから、ギリシアでのビザンツドラマや映画はかなり先まで無理そうなのが残念です。

 BBCのシャーロックや、「ROME」、「チューダーズ~ヘンリー八世~」などを見ていると、最近のBBCのドラマは、文明の爛熟と退廃と心の荒廃の極みに至り、素朴さや素直さのかけらも無い領域にイッてしまっているような印象がありますが、そんなBBCにこそ、ビザンツドラマの製作が可能なのではないかと思うのでした。それに比べると、最近のスペインの歴史ドラマや映画は安心して見ていられる段階です。「冬のソナタ」で、日本人が昔の日本のドラマのような素朴さを韓国のドラマに感じたとされるような対比を、BBCとスペインの歴史ドラマ・映画に感じました。 

by zae06141 | 2012-10-21 00:09 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(4)

歴史映画一覧表の月別検索数の傾向分析

 サイトの方で作成している、古代ローマ歴史映画一覧表ページの検索数が上昇しています(下記左側)。これは過去24ヶ月の月別検索数です。最上段が2012年2月、最下段が2010年3月。結構きれいなラインを描いています。恐らく、漫画・映画「テルマエ・ロマエ」などの影響で、ローマ時代の映画・小説への関心が上昇しているのではないかと推測されます。一方、右側は、中世・近世欧州の歴史映画一覧表。こちらも結構きれいな曲線を描いて上昇しています。こちらは、最近ブログの方で中世欧州映画紹介を続けているので、ブログ記事からの訪問者が増加しているのかもしれませんが、よく見ますと、中世欧州映画の紹介を始める前の3月頃から上昇し始めているので、ブログ記事の映画紹介とは関係無い現象かもしれません。いづれにしても、歴史映画への関心が深まっているのだとすれば、嬉しいことです。
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 下左は、中世・近世中国歴史映画・ドラマ一覧表。ここ2年程、殆ど追加していないので、内容的には少し古いのですが、結構伸びています。一方、右下は韓国歴史映画・ドラマ一覧表。こちらは、昨年8月のフジテレビデモ騒動以前の6月から減少に入っています。もっとも、韓国歴史映画一覧表も、最初に作ってから更新していないので、検索数減少の理由は、デモ騒動とは関係なく、単に内容が古くなったからなのかも。近所のレンタルビデオ屋で、新作タイトルを調べて来てはあるのですが、既に各時代の作品も多数あることもあり、面倒くさくて追加してないのでした。
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下左は秦・前漢・後漢・三国時代の映画ドラマ一覧表。横ばい状態。右下はビザンツ映画一覧表。昨年9月から11月まで、10作くらいの中世ブルガリア映画を追加しましたが、この期間は減少しています。
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右下は古代イラン映画一覧表。マイナー過ぎるし、現イラン政府の印象が悪化する一方な割には、上がったり下がったり、一定の範囲で上下を繰り返しながら横ばい状態。左下は、中世近世の東南アジアとインド映画一覧表。数が少なすぎて誤差の範囲かもしれませんが、少しづつ増加している感じです。
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 下左は古代エジプト映画。これはブログ記事で古代エジプト映画をご紹介した昨年5月から上昇しているので、数も少ないし、記事に連動して上昇している可能性を感じます。右下は古代ギリシア映画。先月はたまたま突出していますが、全体的な傾向は横ばい。
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 最後はイスラームとオスマン朝映画・ドラマ一覧表。特にブログで紹介してきたわけではないのですが、この2年間、増加傾向にあります。日本でイスラーム圏の歴史映画やドラマがdvdで出ることは当面あまり期待できないと思うのですが、関心が高まってネット上などに情報がより沢山出てくるようになると嬉しいかなあ、と思っています。
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 歴史映画やドラマは娯楽ですが、映像は歴史への印象を伝えやすく、歴史への関心をかきたてるきっかけとなったり、書籍よりハードルが低いなど、利点も多いと思います。歴史映画への関心が高まって欲しいと、最近近所のレンタルショップから「史劇」の棚が無くなってしまったのを見て、思うのでした。

by zae06141 | 2012-03-01 00:06 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(0)

ドラマに登場するウマイヤ朝/アッバース朝/後ウマイヤ朝/ブワイフ朝/セルジューク朝/マムルーク朝の君主達

 2000年以降、かなりハイレベルな歴史ドラマが多数製作されていることを知りました。私は、歴史映画やドラマは、一定の人口(だいたい5000万人。視聴者数がそのくらい無いとペイしない)と、新興国レベルの経済発展(テレビが一定人口に普及していること)という二つの条件必要だと思っていて、トルコ、ベトナム、イラン、タイなどを想定していたのですが、アラビア語圏についてまったくの考え違いをしていたことがわかりました。

 アラビア語圏の人口大国といえばエジプトですが、経済発展はいまいち。他は人口が2000万程度かそれ以下なので、歴史映画・ドラマの製作資金を捻出できないと思い込んでいたのでした。しかし、考えてみれば、クゥエート、カタール、UAEにはうなる程の製作資金があり、アラビア語は口語・文語・地域差などはあっても、西はモロッコから東はイラクまで通用します。中東と北アフリカで軽く3億を越える視聴者を確保できるのでした。そして中東でも衛星放送は普及していますし、何より、「各国共同制作」という手法が取り易いことに思い至っておりませんでした。今回見つけたドラマも、モロッコとシリア、ヨルダンとシリアなど、共同制作が多く見られます。特に、権威主義体制であり、人口も2000万程度のシリアが共同制作含め、多数の歴史ドラマを制作していることがわかり、シリアに対するイメージが少し変わりました。 

 ドラマはいづれも40分前後の30回モノの大河ドラマが多く、一作見るのに20時間近くかかることもあり、映画のように簡単に見て記事を書くようにはいかないのですが、今年は見つけたイスラーム歴史ドラマの紹介をしてゆきたいと思っています。ポーランド映画紹介後、16世紀までのハンガリーとルーマニアの歴史映画の紹介を行い、その後ロシアー>トルコの順を予定していたのですが、ハンガリーとルーマニア終了後、ロシアとイスラーム映画を交互にご紹介してゆきたいと考えています。

 12月の連休と年末年始休暇で、まずは、正統カリフ時代を描いた大河ドラマ「アル・クアッカー・ブン・アムル・アル・タミーミー」、アンダルス・ウマイヤ朝の創業者アブドゥルラーマン1世を描いた「クライシュ族の鷹」、最盛期アンダルス・ウマイヤ朝の実力者アル・マンスールの生涯を描いた「コルドバの春」は見終えることができたのですが、いづれもレベルが高く、知らないうちに凄いことになっているのだなあと思いました。今回は、視聴の優先順位の下調べを兼ねて、見つけた各ドラマを1,2話程視聴した時に見つけた13世紀までの各王朝の君主の画像を、番組紹介を兼ねてご紹介したいと思います。

1.ウマイヤ朝
 左が初代ムアーウィア(在661-680年/カタール製ドラマ「アル・クアッカー・ブン・アムル・アル・タミーミー」)、右がその息子のヤズィード1世(在680-683年/映画「カルバラー」)
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 ムアーウィアとヤズィードはイラン製ドラマ「ムクタール・ナーメ」、2011年後半の最新ドラマ「ハッサンとフセイン」にも登場している可能性があります。

 ウマイヤ朝ドラマ「ウマル・イブン・アブドゥル・アル・マリク」に登場した各君主。左からマルワーン一世(在683-685年)、その右が息子アブドゥル・アル・マリク(在685-705年)、その右が息子、ワリード一世(在705-715年)、その右がワリードの弟スレイマーン(在715-717年)、右端がウマル二世(在717-720年)
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 下記は、アッバース朝のマンスールを描いた「アブー・ジャアファル・アル・マンスール」の第1話に登場した臨終の床で遺言を筆記させるスレイマン(中央)と遺言の宣告を受けて挨拶するウマル二世(右)。ドラマでは若き日のヒシャームとウマル二世がスレイマンの後継者争いをしたことになっていました。左はジャアファルの祖父アリーが5歳のジャアファルとその父ムハンマドに回想する場面で登場したワリード一世と思われる人物。この回想場面では、即位前のスレイマンが同席していました。
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同番組、ヤズィード二世(在720-24年)、ヒシャーム(在724-743年)。
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 下記はアブドゥル・マリク時代のイラク総督ハッジャージの半生を扱った「巡礼者」に登場しているウマイヤ朝対立カリフ・アブドゥッラー・イブン・ズバイダ(在683-692年)とアブドゥル・マリク。本ドラマにはワリード1世も登場していると思われます。確認が出来次第、掲載したいと思います。最初の2話を見たところでは、ズバイダは聖人、ハッジャージも善良な青年、アブドゥルマリクが激烈な性格の専制君主として描かれています。「ウマル二世」のアブドゥル・マリクも癇癖性の持ち主として描かれていましたし、英主に幻想を持たない描き方に興味深いものがあります。ハッジャージも今後どのように変貌してゆくのか、そのうち見てみたいと思っています。
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 下記左から、モロッコ・シリア共同制作のドラマ「クライシュ族の鷹」に登場したヒシャーム(在724-743年)、その息子ヤズィード二世(在734-744年)、ウマイヤ朝最後の君主マルワーン二世(在744-750年)
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2.アッバース朝君主

 左からドラマ「クライシュ族の鷹」に登場したアブル・アッバース(在750-754年)、右が異母兄マンスール(在754-775年)。 
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 マンスールについては、前述の通り、ドラマ「アブル・ジャアファル・アル・マンスール」があります。スレイマーン臨終の床から開始しており、以降のエピソードではヒシャーム、マルワーンなど主要ウマイヤ朝カリフが登場していると思われます。

 下記左は、ドラマ「ハルーン・アル・ラシード」に登場したハルーン・アル・ラシード(在786-809年)、右が同ドラマの息子アミーン(在809-813年)。その右は映画「バーベク」に登場した、アミーンの弟マームーン(在813-833年)、その右は同作品登場のムウタスィム(在833-842年)。ドラマ「ハルーン・アル・ラーシド」には、ラシードの先代マンスールやマフディーも登場していると推測されます。
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 ドラマ「トゥースの神秘の物語」に登場したマームーン。同作品にはハルーン・アル・ラシードも登場していると思われます。
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3.10世紀アッバース朝、ハムダーン朝、ブワイフ朝君主

 セルジューク朝の初代君主トゥグリル・ベクがバグダッドに入城した時のアッバース朝君主カーイム(在1031年-1075年)(左)と、イラク・ブワイフ朝最後の君主マリク・アッラヒーム(1048年-1055年)(右)。ドラマ「オマル・ハイヤーム」より。
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 他に、10世紀アッバース朝、ハムダーン朝、ブワイフ朝君主は、930年頃から965年を描いたドラマ「アル・ムタナッビー」に登場していると思われます。この作品は第一回の最初の10分しか見ていない為、画像は無いのですが、視聴次第、掲載したいと考えています。

4.ファーティマ朝

 11世紀に上エジプト経由でチュニジアに移住したシーア派部族バヌーヒラル族のリーダー、アブー・ザイド・ヒラリーを描いた「アブー・ザイド・ヒラリー」というドラマがあるので、ファーティマ朝君主が登場している可能性があります。これも視聴次第、ファーティマ朝君主が出演していれば、画面ショットを掲載したいと思います。


5.コルドヴァ・カリフ国(後ウマイヤ朝またはアンダルス・ウマイヤ朝)

 左から、モロッコ・シリア共同制作ドラマ「クライシュ族の鷹」に登場したアブドゥル・ラーマン一世(在756-788年)、ヒシャーム一世。同シリーズドラマ「コルドバの春」に登場したアブドゥル・ラフマーン三世(在912-961)、ハカム二世(在961-976年)、ヒシャーム二世(在976-1013年)
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 アブドゥル・ラフマーン三世を演じた役者さんは、「クライシュ族の鷹」でウマイヤ朝ヒシャームを演じた方と同じ方。ハカム二世も同様に、「クライシュ族の鷹」でアブドゥル・ラーマン一世を演じた方。

 ドラマ「時の環」に登場したハカム一世(在796-822年)とアブドゥルラーマン二世(在822-852年)。
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 下記は「コルドバの春」に登場したヒシャーム時代の独裁者アル・マンスール(在977-1002年)とその息子ムザッファル(在1002-1008年)。
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6.カラハン朝

 左、西カラハン君主ナースィル・ハーン (1068–1080年)。右、同アフマド一世(1081-89年)。右端は、西カラハンとして即位する前のマスウード1世(1095-1097年)だと思われる。マスウード1世と思われる人物は、マリク・シャー死去を受けて混乱するセルジューク朝に進軍し、ニシャプールに入城した。いづれもドラマ「オマル・ハイヤーム」から。
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7.セルジューク朝君主
 左二枚がトゥグリル・ベク(在1038-63年)、その右がアルプ・アルスラーン(在1063-72年)。ドラマ「オマル・ハイヤーム」から。イラン東部の都市で、セルジューク朝拠点のひとつであるニシャープールにトゥグリル・ベクが入城するところから始まるのですが、ニシャプールの住民の装束はアラブっぽく、セルジューク朝は古代アケメネス朝な感じで描かれていたのが、イランとアラブの中を象徴しているようで印象的でした。
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 左から、宰相ニザーム・アル・ムルク、マリクシャー(在1072-92)、”山の老人”サッバーハ、マリク・シャーの弟でシリア・セルジューク朝開祖トゥトゥシュ(在1085-95年)。
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 右端は、サンジャル(在1118-1157年)がセルジューク朝スルターンに即位する前の、ホラサン総督時代(1097-1118年)の頃のサンジャルだと思われる映像(ドラマの中ではワンカットしか登場せず、直接名前を呼ばれなかったので確定できないのが残念)。

8.アイユーブ朝君主

 サラディンのドラマ、映画は多数あり、サラディンの画像は珍しくは無いので、今のところ見る予定無し。

9.マムルーク朝君主

 左から、アイユーブ朝最後から二番目の君主サーリフ(在1240-1249年)、その妻でマムルーク朝初代君主シャジャル・アッドゥル(在1250年)。右端はマムルーク朝二代目君主でシャジャルの夫として即位したアイバク(在1250-1257年)。ドラマ「ザーヒル・バイバルス」から。
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 左からマムルーク朝第三代君主マンスール・アリー(在位:1257-59年)、第四代クトゥス(在1259-60年)、バイバルス(在1260-77年)、第六代カラウーン(在1277-97年)。
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 エジプト・シリアについては、7世紀から13世紀までほぼ連綿とドラマ・映画が製作されていることがわかりました。イル汗国のフラグについてのドラマも発見したので、そのうちイル汗国、ティムール朝、オスマン、サファヴィー朝など、14世紀以降の映画・ドラマに登場するイスラーム君主一覧表も作成してみたいと思います。

 以下、各ドラマのWikipedia上の紹介(アラビア語)の一覧です。

ジール・サリム
 (531年没の詩人。ムハルヒルの名でも知られる/2000年/シリア/各40分)

ジーカール
  (609年サーサーン朝とのジーカールでの戦い/2001年/ヨルダン・シリア合作/29話)

・ハリード・イブン・アル・ワリード
 (正統カリフ時代/第一部2006、29話/第二部2007年/各40分)

クアッカー・アムル・イブン・アル・タミーミー
(正統カリフ時代/2010年/カタール/各40分/30話)

ハッサンとフセイン (ウマイヤ朝/2011年/
 ムアーウィアやヤズィードが登場していると思われる。

巡礼者
 (ウマイヤ朝イラク総督ハッジャージ・ビン・ユースフ/カタールテレビ・シリア/2003年/各50分/35話)

アブー・ジャアファル・アル・マンスール
  (アッバース朝マンスールの生涯/2008年/ヨルダン・シリア・レバノン合作/30回)

善き息子
 (アッバース朝・ハルーン・アル・ラーシド末期からマームーン以降/2006年/ヨルダン)

・トゥースの神秘の物語
 (アッバース朝・ハールーン・アル・ラーシド末期からマームーン/40分/28話)

・アンダルス・イスラームの歴史シリーズ三部作
 1.クライシュ族の鷹
  (アブドゥルラフマン一世の生涯/2002年/モロッコ・シリア合作/各40分/30話)
 2.コルドバの春
 (アル・マンスールの生涯/2003年/モロッコ・シリア合作/各40分/29話)
 3.タイファ(タイファ時代/2005年/モロッコ・シリア合作/各40分/30話)

・時の環
 (アンダルス・ウマイヤ朝9世紀前半/2002年/シリア製作/45分/30話)

アルモラヴィドとアンダルシア(アルモラヴィド時代/2005年/シリア・モロッコ合作)
 -「タイファ」とは別の作品のようである。

アブー・ザイド・ヒラーリー
 (ファーティマ朝時代/2005年/アブダビテレビ/各45分30回/アブー・ザイド・ヒラーリーは11世紀に上エジプト経由でチュニジアに移住したシーア派部族バヌーヒラル族のリーダー。1947年エジプト製作の映画もある)

アル・ムタナッビー
 (ブワイフ朝・ハマダーン朝/シリア製作/33話)

オマル・ハイヤーム(セルジューク朝時代/2002年/シリア・レバノン/各44分/23話)

サラディン
 (アイユーブ朝/2001年/シリア製作/45分/30話)

ザーヒル・バイバルス
 (マムルーク朝/2005年?/クェート・シリア・ヨルダン合作/各44分/30話)

フラグ
 (イル汗国建国者フラグ/2002年/シリア)

 上記一覧には記載しておりませんが、イスラム期以前のシヴァの女王を扱った「ビルキース」、ゼノビアの登場するドラマ、6世紀の詩人で英雄のアンタールを扱った映画、正統カリフ時代のエジプト征服者「アムル・イブン・アース」など、イスラム期以前を含め、アラビア民族の史上の主要な人物はほぼ映画・ドラマ化済のようです。それにしても、ここまで調べることができたのは、Google Chnomeの翻訳機能が昨年12月頃から一段と便利になり、ほぼ完全に自動化され、翻訳漏れも、右クリックの手動翻訳機能で追加翻訳ができるようになったことが主因です。更にドラマを見ていて地名のテロップを読むために、10年前に購入して以来手付かずだった教科書でアラビア文字を少し学習し、翻訳無しでも若干タイトル等が読めるようになったのも作業の効率化に役立ちました。アラビア語圏の映画・ドラマの世界観が一気に変わりました。

 以前、映画に登場するビザンツ君主一覧という記事を作成したのですが、今回、「オマル・ハイヤーム」にロマノス四世が、「ムタナッビー」にロマノス一世が登場していたので、画面ショットを追加しました。正統カリフ時代のドラマ・映画はすでに10本以上発見しており、ヘラクレイオスの画像は両手に余る程入手できたので、とりあえずエジプト征服者「アムル・イブン・アース」に登場した、スキンヘッドのヘラクレイオス像を貼りました。


 最後に。ファーティマ朝とマムルーク朝時代のフスタートとオスマン時代のカイロの様子が登場する映画がなかなか見つからず、これらの時代のカイロの様子を知りたくてネットをあさっていたら、次のようなサイトを見つけました。

1.フスタートの再現CG画像。8つの画像が張ってあり、更に、今は懐かしいVRMLでの再生も可能となっています。あまり解像度はよくありませんが、フスタートに水道が通っている状況や、ナースィレ・ホスローの旅行記に描かれた14階立てのビルが立て込んでいる様子などの再現に取り組んでいて、それなりに参考になります。

2.360度Citiesサイト

 世界各地の観光地などでの、あるポイントから360度の景観を見せてくれるサイト。元々Google Earthでしか見れなかったと思っていたのですが、いつの間にか普通にブラウザで見れるようになっていました。Google Earthは容量を食うので最近はあまり使わなくなっていたのですが、360度サイトの映像がブラウザで見れるようになったのは嬉しい限りです。Google ストリートビューがカバーできない観光地の中の映像を見るには非常に便利。もう観光旅行にいかなくてもいいかも。とりあえずカイロとイラン、ローマ、イスタンブールの建築物の観光をしてみました。このイスファハーンのモスクを、内側から自由自在に天井と壁を眺めることができる映像など、や王の広場の360度天球パノラマなど、素晴らしいものが出ていますね。モスクの天井を実際に現場でくるくる回って天井を眺めると眩暈がするものと思いますが、天井を回転させる映像などが簡単に見れ、感動です。

本当に凄い時代になりました。

by zae06141 | 2012-01-04 00:04 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(4)