古代世界の午後雑記


「古代世界の午後」更新履歴と雑記
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セウェルス凱旋門に描かれたパルティアの都クテシフォンの概観

※10/26(水)~ トルコの歴史ドラマ『エルトゥールル』第三部放映開始 第二部以上にビザンツが登場しそうです。

 同時代に限らず後世含め、史料が殆どなく、遺跡すら殆ど定かではないパルティア・サーサーン朝時代の都クテシフォン。サーサーン朝時代の一部の遺構は少し発掘・調査されているものの、概観については殆どわからず、パルティア時代となると、まったくといっていいほど史料が無い幻の都。パルティアもサーサーン朝の都市は、ローマ都市のようにある程度の統一的な規格が見られる都市と違い、遺跡を見る限り、地方により結構多様です。パルティア時代のメソポタミア都市遺跡として有名な世界遺産ハトラ遺跡がありますが、ハトラのイメージをそのままクテシフォンに適用し難いところがあります。ローマについても、ローマやコンスタンティノープルの概観を地方都市から類推することは難しいものがあり、首都の景観は独特のものがあります。そういうわけで、まったく大した内容ではないのですが、少なくともクテシフォンに遠征したセウェルス帝が作らせた凱旋門のレリーフに登場するクテシフォンの概観は貴重なものがあります。

 


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by zae06141 | 2016-10-26 00:34 | 古代イラン関係 | Comments(0)

古代ローマ歴史映画『ブレンヌス~ローマの敵~』(1963年)

 7月に、京都大学学術出版会からリウィウスの『ローマ建国以来の歴史2 伝承から歴史へ(2)』が出版されています。本巻で扱われているガリア人のローマ占領事件を扱った映画が本作です。

 古代都市ローマは、前387年にガリア人の襲撃を受けて占領されて以降、後410年ゴート人に占領されるまでの797年間、外敵に占領され ることはありませんでした。これは、その前387年におきた占領事件を題材とした作品です。表題のブレンヌスとは、このときローマを占領したガリア人の首領の名前です。かなりニッチな主題ですが、製作年の1963年は、ローマ陥落1350周年であることから、1350周年記念という意味合いもあるのかも知れません。内容にご興味のある方はこちらをご覧ください

 この作品は、ブルガリア在住当時テレビでたまたま後半だけを見て以来、ずっと探していた作品です。途中の合戦や最後の格闘場面が記憶と同じなので、この作品で間違いないと思うのですが、ラストが少し違いました。テレビで見たラストは、最後、ローマ軍が全世界に進軍してゆく映像がオーバーラップし、本作で描かれた弱小時代のローマが、その後地中海世界の覇者となる、という解説が入って終わりました。恐らくブルガリアのテレビ局が独自に編集したものだったのかもしれません。他の作品という可能性も残りますが、取り合えず長年見たかった作品が見れた可能性が高いので、またひとつ人生の願いが叶った思いがしています。

 本作も以前ご紹介した『ビザンチン大襲撃』も、IMDbの映画紹介では、Adventureタグしかついておらず、今回Historyタグを追加しておいたのですが、最近歴史を題材としているにも関わらずHistoryタグのついていない1960年代のイタリアの peplum film(ソード・サンダル映画)を沢山発見しました。イタリアのペプラムフィルムのうち、比較的歴史映画といえそうなものが含まれているのは古代ローマものだけだと思っていたのですが、中世のイングランドやスペイン・中近東を舞台とした、イタリアと全然関係のない地域の作品も沢山製作されていることを知り驚きました。面白ければ何でもいいという姿勢、大好きです。取り合えず視聴してみて、(私の勝手な主観で)歴史映画といえそうな作品については、今後ご紹介していきたいと思います。

※サイトの「古代ローマ世界のリンク・書籍」の末尾に「古代末期」という項目を設け、古代末期(5-8世紀)を論じた書籍の紹介を追加しました。昨年、近年日本で多数出版されているローマ帝国衰亡論関連書籍をまとめて読んだこと(今年は更に、32年ぶりにチェインバース編『ローマ帝国の没落』(創文社/1973年)も再読)、今年年頭にプロコピウス『秘史』を読んだこと、西ゴート映画『アマーヤ』を見たことなどから、古代末期についての関心が高まってきたことが背景にあります。紹介している書籍や、この時代について読んでみたい書籍のポイントは、考古学成果を取り入れた研究であること、言語論的転回以降の史料論を取り入れていること、旧ローマ帝国領土全属州に関するもの、史料と解題・研究史と最近の研究動向・政治・経済・社会・文化など全体像描いていること、の4点です。もともと古代末期には学生時代から興味はあったのですが、当時はまだこれらの要件を満たす日本語文献は当時はほとんどなかったのでどうしようもなかったのですが、最近は、これらすべてを満たす書籍はないにしても、部分部分で要件を満たす書籍が結構出てきていることを知りました。6月末の時点では、今年は映画ばかり見て過ごしそうな感じでしたが、7月は急激に読書に回帰しました(リストに並べた書籍は、昔読んだもの、未読のもの、7-8月に読んだもの、図書館で一部参照したもの、など様々です)。

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by zae06141 | 2016-10-16 00:09 | 古代ローマ・ビザンツ関係 | Comments(0)

歴史映画について ver2

 『古代世界の午後』というサイトを開始した2000年8月に、「歴史映画について」というこの記事を書きました(当時はサイトに掲載していた)。その記事の末尾に以下の内容を記載していました。

 【 ところで見てみたい映画ってありますよね。 誰か作ってくれないかなぁ、という映画。

「コンスタンティノープル陥落」やブルガリアのサムイルとバシレイオスの30年にわたる死闘を描いた伝記映画「バシレイオス2世」、ムガル帝国のバーブルーアクバルに至る大河物語。後漢時代西域を征服した班超の生涯、また前漢西域への使者張騫の冒険、エジプトイスラム史上唯一の女性スルタン、シャジャル =アッドゥルの生涯、以前この雑記でも書いた 赤羽亮「流砂伝説」の映画化、など沢山あります。 】

しかしこの15年の間に、「バシレイオス2世」以外は、ほとんど実現してしまったことがわかりました(該当映画は本記事末尾に記載)。それを受けてというわけではないのですが、歴史映画について別の角度から語ってみました。


【1】歴史映画について (2) 2016年9月版


 最近歴史映画のもつ意味について考えています。


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by zae06141 | 2016-10-06 00:32 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(0)