古代世界の午後雑記


「古代世界の午後」更新履歴と雑記
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<   2016年 09月 ( 4 )   > この月の画像一覧


彼は帰ってくる、 でも私/あなたの為じゃない 映画『帰ってきたヒトラー』

 最も印象に残ったのは、ラスト近くのセリフ

”君に私を消すことはできない
私は君の一部なのだ
君たち全員の”

および、エンディングのひとつ前の歌カーチャ・エプシュタインの本作の原題でもある歌”Er Ist Wieder Da”(彼は帰って来る)の歌詞(オリジナルのドイツ語版の歌詞はこちら英語版テキストはこちら)の中のいちフレーズです。

”彼は戻ってくる でも私の為にじゃない*1”

 この映画には、うっかりしていると、ユダヤ人への感情を露にする部分と犬殺しさえしなければ、この人に任せてもいい、と思えてしまう部分があります。映画のヒトラーは真面目に現在のドイツの諸問題を解析し、人々に問いかけ、真摯にその解決を探る人物として描かれています。ひっかかるのは反ユダヤ感情や犬殺しと世界征服を口にする場面くらい。戦争や弾圧をしない、任期限定の独裁者なら歓迎、という風潮は実際ありそうです。しかし、本作においては、エンディングの歌詞で気づかされます。


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by zae06141 | 2016-09-29 00:18 | 世界情勢・社会問題 | Comments(0)

普通という名のパノプティコン:村田沙耶香著『コンビニ人間』とドストエフスキー

 アマゾンレビューにもレビュー(こちら*1)を書いたのですが、書き切れない部分が多いのでこちらに追加を書くことにしました。この本は、内容自体も面白いのですが、読者の反応を読む方がもっと面白いという、そして賛否が「あちら側」「こちら側」「どっちでもないけど共感できる部分があります」の概ね三者に分かれているのが特徴的です。

*1 10/3 レビューの題名を変更しました。本作は、「普通という名のパノプティコン」を風刺した小説だと考えるようになった次第です。結局本記事の題名も変えました。

 私にとって小説や文学、映画は、基本的には、共感や感情移入というより、作者や監督の主張は何なのか?、この作品がヒットした社会的・心理的土壌は何なのか? という分析的な読み方をしてきたので、「登場人物に感情移入」という視点を意識するようになったのはここ数年のことです(「面白い・つまらない」はありました)。もちろんそれ以前に感情移入が無かったわけではないものの、個人的好き嫌いは二の次だと思っていたので、好き・嫌い、共感する・しないで書かれているレビューを読むと違和感を感じていたのですが、いつの間にか自分も、アマゾンレビューの「参考になった」「ならない」ボタンを、「共感した・しない」で押している場合があることを意識するようになりました。アマゾン・レビューも、「製品紹介・批評」という意味で理解していたので、できるだけポジション・トーク的なものは避けて製品紹介に徹しようと思っているものの、やはり限度はあります。本書は特に、好き・嫌いのレビューが目立つもので、この手の作品への言及はなるべく避けたいものの、実際読んでみたところ、分析的に解体できる部分もあるため、レビューを書いてしまいました。キーワードのひとつはドストエフスキーです。


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by zae06141 | 2016-09-22 00:15 | 世界情勢・社会問題 | Comments(0)

歴史学方法論書籍:新版岩波講座世界歴史 第一巻『世界史へのアプローチ』

 第1巻は世界史の方法論を扱った書籍です。出版年である1998年当時の世界史史学の最新の方法論や問題意識が列挙されているといっていい書籍となっています。既に出版から18年たっているので、現在の歴史学の最新状況ではないとはいえ、本巻は、1990年代中盤の日本における世界史史学会の方法論や問題意識を知る歴史資料として捉えれば、今もって有用な書籍といえそうです。目次は以下の通りです。

   時代区分論 岸本美緒                   15
   地域区分論 -つくられる地域、こわされる値域 古田元夫 37
   世界史と日本史の可能性 -近代日本人の見た歴史のリアリティ 山内昌之 55
   社会史の視野 福井憲彦                 85
   自然環境と歴史学 -トータル・ヒストリを求めて 川北稔 109   
   ソーシャル・サイエンス・ヒストリィと歴史人口学 斎藤修 133
   ジェンダーとセクシュアリティ 本村凌二         159
   歴史の叙法 -過去と現在の接点- 鶴間和幸         187   
   史料とはなにか 杉山正明                 211
   コンピュータと歴史家 斎藤修               243
   歴史の知とアイデンティティ 樺山紘一           265

著者の専門分野を踏まえて内容・特徴を記載すると以下の通りです。


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by zae06141 | 2016-09-15 00:12 | その他歴史関係 | Comments(0)

新版岩波講座世界歴史シリーズの目次 ver2

 岩波講座世界歴史シリーズは、バラバラな論文集の寄せ集め、というイメージがあったので、第七巻『ヨーロッパの誕生―4−10世紀』に感動するあまり他の巻にも良書があるのではないかと、ネットで目次を調べようとしたところ、節の題名まで含めた目次がみつからないことを知りました。そこで図書館で目次を調べてネットに掲載することにしました。岩波講座世界歴史シリーズは、山川出版社の世界歴史体系シリーズと並んで、研究史や(出版当事の)研究最前線の文献紹介の手引書として非常に有用です。更に執筆者の多くは、2000年代に入ってから単著を出している(本シリーズ出版当時の)中堅が多いことから、あまり知見のない時代や地域について、現在ベテランになっているであろう研究者をサーチするのにも役立ちそうです。目次には数ページ単位の節の題名まで記載されているため、章題だけではイメージしにくい内容が、よりイメージし易くなっていて、この点でも有用です。


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by zae06141 | 2016-09-07 00:18 | その他歴史関係 | Comments(0)