古代世界の午後雑記


「古代世界の午後」更新履歴と雑記
by Solaris1
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~輝ける十四世紀~カレル四世のドラマ『ローマ人の王のための投票』(2016年)

 "輝ける十四世紀"とは、1978年に出版された、講談社世界の歴史19巻『ビザンツと東欧世界』に登場する章の題名です。現在"輝ける十四世紀"ないし"輝ける14世紀"で検索すると2件しかヒットしません。うちひとつは私のサイトです。そういう非常にマイナーな言葉なので、すこし普及努力をするために記事のタイトルに入れてみました。

 "輝ける十四世紀"とは、十三世紀のモンゴル禍の後、揃って名君が出現した東欧諸国の十四世紀のことです。その名君たちとは以下の4名のことです。

ボヘミア  カール四世(在1346-78年)(1316年生)
ポーランド カジェミシュ(在1333-70年)(1310年生)
ハンガリー ラヨシュ一世(在1342-82年)(1326年生)
セルビア  ステファン・ドゥシャン(在1331-55年)(1308年生)




 47歳くらいで若死してしまったステファン王以外の3名は、在位期間のうち24年間が重複していて、有能な同年代の君主たちがあまり戦争をすることなく統治していた、文字通り東欧の輝ける時代です。カールはほとんどボヘミアに滞在しなかった父王ヨハンにかわり1333年からモラヴィアを統治し、1340年からボヘミア全土を統治していますから、3君主の並立期間は実質30年間です。同時期のキプチャク汗国が有能なウズベク・ハン(在1313-42年)没後の内訌で相対的に東欧に安定がもたらされた部分もありますが、それでも名君たちの揃い踏みは興味が尽きないものがあります。また、名君とされることはないもの、同時期のブルガリア国王イヴァン・アレクサンダル(在1331-71年)も在位期間が重なっています。

 高校生の頃『ビザンツと東欧世界』を読んで、「輝ける十四世紀」という言葉のインパクトと紹介されている名君たちの記述が、中世東欧に興味をもつきっかけとなりました。今の人には内容も古く、中公新版『ビザンツとスラブ』の方がスタンダードな概説書ですので、本書を薦めるわけではまったくありませんが、”輝ける十四世紀”という言葉や名君たちについては宣伝したいと思って書いてみました。

 今回は、この名君の一人、2016年チェコ製作のカール四世のドラマです。感想・紹介はこちらです。

 

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by zae06141 | 2017-07-22 00:19 | その他歴史関係 | Comments(0)
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