古代世界の午後雑記


「古代世界の午後」更新履歴と雑記
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製作計画中の古代イランとビザンツ映画各種

 2009年頃から、毎年GWからお盆の間にIMDbの歴史映画タグの新規登録分をチェックして、新作歴史映画を探してきました(これに関する関連記事はこちら)。が、2014年くらいから、既に見たい時代・地域の映画はあらかた見つくした感じに陥り、昨年はとうとうIMDbの定期チェックをせずに終わってしまいました。

 しかし先日、カレル四世の新作を発見したことで、興味が盛り返し、今年は昨年分も含めた約1200本の新規登録分をチェックしました。これまでの経験では、1時間で50本くらいが目安なので、約24時間(実働二日間)を予定していたのですが、15時間程度で終わりました。作業が効率化するようになった要因として2点挙げられます。

1.検索一覧にステータスが入るようになった。
 製作発表(announced)、製作準備(pre-production)、in-development(製作中)、完成(post-production)、公開待ち(complete)、公開済み(ステータスなし)

 ステータスが入ることで、取り合えず作品名だけリストにコピペすればいい作品なのか、完成が見えていて間違いなく公開される作品なのか、等簡単に判断できるようになりました。このため作業効率が上がり、最初の500本くらいは4時間くらいでチェックできました。




2.announced/pre-productionの場合、検索一覧の内容紹介サマリーに、対象年代や地域がわかりやすく入るようになった。

 推測ですが、今やIMDbは、製作者側が資金を集めるための宣伝ツールという側面も持つようになっているように思えます。出資サイドもIMDbを参照して、製作検討中の作品を知るケースも増えているのではないかと思われます。出資者にアピールし易いように、対象年代や地域が一瞥してわかるように記載するようになってきているのではないかと推測しています。お陰で公開前の作品についての生産性はだいぶ上がりました。
 

 さて、結果ですが、今回は結構豊作でした。私の興味の対象としてピックアップした作品は200本あまり。このうち半分くらいは計画中・製作中のものなので、途中で立ち消え・資金難で製作中止とかが予想されるものも多く、50本くらいは、映画の存在を知っただけで満足する作品(ネット上に日本語記事がまったくない一方、英語版等他国語のWikipediaの記事には長文が掲載されている人物や事件などの場合、そうした情報を知り、英文の記事を読むだけで満足する、というパターン)も多いので、実質これから数年かけて視聴するであろう作品は50本程度になると思われるのですが、興味深い作品が多々ありました。

 相変わらずのイエス関連映画やチューダー朝作品が多数見つかりましたが(本当に、毎年毎年よく作るなあ、と感じてます)、一方、これまで映画化されていなかった地域や時代の作品が多々見られました。特にインドは(英語が公用語ゆえIMDbに登録されやすい傾向にあるとしても)頑張ってるという感じです。インドの新作歴史映画については、次回からたまに紹介してゆく予定です。

 本記事でご紹介したいのは、製作発表だけされていて、なんとなく、このまま立ち消えになるとか、がっかりするような内容感が濃厚な古代イラン関連映画です。以下の作品が掲載されていました。記事にするならがっかりする前に書いておきたい、ということで書いてみました。

Cyrus the Great(in-development)
・Aryans(Post-production)
King of King's(in-development)
Vashti(Pre-production)

『キュロス大王』は、製作国も製作会社も不明なので、なんとなく、クセノポン『キュロスの教育』の映画化かな、という気もしますが、キュロスを扱った映画『ペルシア大王』(1961年)のリメイク、という気もします。イランの核開発合意やロウハーニー政権の誕生が背景にあるような気もしますが、現米国大統領がああいう感じなので、立ち消え感濃厚です。最後の『Vashti』は、旧約聖書『エステル記』に登場するアハシュエロス王の王妃ワシテのことで、これまで何度も映画化されている『エステル記』の、主人公をワシテにした映画化だと思われます。これはポスターは完成しているようですが、配役表がないので、立ち消え感はなくはありません(トマ ス・バーネット・スワンの薔薇の荘園』所収の『ヴァシチ』が原作という可能性もあります)。個人的に一番興味のあるのは、『諸王の王』のタイトルの作品なのですが、どの王の話かさえまったく不明で、これも立ち消え感濃厚。仮に完成にこぎつけたとしても、実は『エステル記』や『ペルシア大王』のリメイクだったり、もしかしたらアレクサンドロス大王の話だったりするかも知れないので過大な期待は禁物です。

 『Aryans』はインドとオーストラリア製作なので、イランではなく、古代インドの話だと思われるのですが、もしかしたら壮大な古代アーリア人の話かもしれないので、一応並べてみました。

 ビザンツ映画では以下の二本がありました。

Theodora the Great(In Development)
Malazgirt 1071 Anadolu'nun Anahtari(2018年公開予定)

 前者はユスティニアヌス妃テオドラだと思われます。テオドラは、サイレント時代から何度か映画化されていて、ソード・サンダル映画の常連に近いので、今回の映画化もそれ系統なのではないかと思います。

 後者はトルコ製作で、最近の経済力上昇に伴う大作歴史映画だと思われます。2012年の『Fetih 1453』に続く、トルコの祖先の歴史の重要なイベントを描く機運に乗っての製作なのではないでしょうか。期待大ですが、『Fetih 1453』と同じような、CG色が前面にですぎたゲーム映像になってしまわないか、この点心配ですが楽しみではあります。個人的には、マラズギルトの戦いは、ドラマ『オマル・ハイヤーム』のものが気に入っているので、映画の方がいまいちな内容でも問題ありません。しかし、ビザンツの二本は、上記古代イラン映画よりは期待できそうです。

ところで、最近シーズン4が終了したトルコのドラマ『Diriliş Ertuğrul (紹介こちら)』(7/12日に最終第91話が放映された模様)の、第一シーズンに登場した敵の十字軍国家は、キリキア・アルメニア王国がモデルなのではないかと思い至りました。キリキア・アルメニア王国が登場していないのでおかしいとは思っていたのですが、十字軍のアジトである居城は、キリキア・アルメニア王国の都城ヴァフカ要塞/Vahka Castle(画像こちら)がモデルなのではないかと思います。

8/11追記:2012-13年に放映された、イサベル一世を扱ったスペインの歴史ドラマ『イサベル』が日本のCSで放映されるそうです(こちら)。

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by zae06141 | 2017-08-10 00:14 | 古代イラン関係 | Comments(0)
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