古代世界の午後雑記


「古代世界の午後」更新履歴と雑記
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オスマン朝歴史ドラマ『壮麗なる世紀』第63話ラストのヒュッレムの独白の訳

 2011年から2014年まで3年半にわたって放映されていたオスマン朝宮廷史劇『壮麗なる世紀(Muhteşem Yüzyıl)』は、放映と同時にyoutubeに公式チャネルとしてトルコ語版が掲載されてきました。わかりやすい内容なので、トルコ語が理解できなくても結構楽しめましたが、第2シーズン最終回である第63話のラストの場面だけは、ずっと台詞が知りたいと思っていました。全部で139話、一話最低でも90分、長いものだと2時間を越す長時間番組なので、全ての回を見ることなどとてもできず、私がおおむね視聴していたのは前半の40回程度で、それ以降については、戦争や主要登場人物死没の回など史実関連の十数話程度しか視聴していません。なので、全話通じて、どの場面が最高峰だということは、到底出来ないのですが、それでもこの第63話のラストの場面は、このドラマ屈指の名場面であるばかりではなく、歴史ドラマ史上でも語られてよいのではないかと思える程の名場面だと思っています。

 昨年夏頃から、youtube上に英語字幕版が掲載され始めたようで、第63話が掲載されるのを心待ちにしていたのですが、半年程前にようやくアップされました。昨年米国で放映されているので、その放映版かも知れません。youtubeにあがっているのは海賊版かもしれないので、urlを貼ることはできないのですが、代わりにラストシーンの画面ショットと邦訳を載せてみました。場面は、奴隷として現在のウクライナ西部にあたるルテニアからオスマン朝の後宮に売られて来たアレクサンドラが、ヒュッレムという名を与えられて後宮に入り、後宮での后妃や女官たちの、暗殺が続出する程の熾烈な闘争に打ち勝ち、遂に最大のライバルである皇太子の母マヒデブランを後宮から追放し、後宮の頂点に立つ、その瞬間を描いています。ご興味のある方は、Muhteşem Yüzyıl 63 でyoutubeを検索してみてください。ラスト4分半だけ切り出した映像が、たまに削除されたりするものの、だいたいいつも最低1本はあがっているので、手早く見ることができます。以下の独白中、「ハセキ」とあるのは、オスマン朝後宮でヴァリデ・スルターン(スルタンの母后に与えられる称号)に次ぐ地位にあった女性(事実上皇后)に与えられた称号。オスマン朝のスルターンは、わかりやすく「皇帝」と訳しました。 (以下more)。



この私、アレクサンドラ・ラ・ロッサ
オスマン家の宮殿に売られてきたルメリア人奴隷
ドニエプル川から黒海へと連れてこられた奴隷
母と、父、姉を失った奴隷
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私は天国にいる家族に会いに、これらの巨大な波の中に朽ち果てたいと願っていた
17歳で世界の悲惨さ、残酷さを経験したこのアレクサンドラは、日に数千の人生を送り、生きる事や不運や、孤児であるアレクサンドラを無念に思った

この私、アレクサンドラ・ラ・ロッサは、
自分の悲しみについて、誰かに話したことも、共有したこともない
私は空へ向かって私の不運を嘆き、海の中にそれを投げ捨てた
波はそれを遠くへと持ち去った
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私は、笑うことで全ての苦痛に応じ、私の家族のためだけに涙を流した
私は奴隷の少女から、后妃となった
今まさに、私は運命が変わったところにいる、皇帝スレイマンの宮殿に

滅ぼしたいと願った宮殿は、今や私の家である
復讐のために鼓動するのをやめた私の心が、愛のために再び鼓動し始めるなどと、どうして知りえたろうか
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この私、ヒュッレム、皇帝スレイマンの奴隷、彼の側室、5人の子の母、スレイマンの妻のヒュッレム
彼の麝香であり、彼の香りであり、彼の存在であり、彼の恋人であり、彼の輝く月であり、彼の信頼であり、彼の最も美しい后妃であるヒュッレム

この私ヒュッレム、メフメトとミフリマとセリムとバヤジットとジハンギルの幸運な母である、ハセキ・ヒュッレム・スルターン
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私の子供たち、私はあなたたちと私自身に誓った
私は誓った
私がひざまずき、ひざを屈し、許しを請いた全ての者たちは、ある日私の前でひざまずくと

その日は来た
これが私を悩まし、私を傷つけた敵たちの最期だ

彼らは今や私を恐れるべきなのだ、なぜなら私は彼らの息に毒を注ぎ、彼らの上に災を雨と降らせることができるのだから

後宮とは何なのか?・・・・その世界を支配するは私なのだ
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by zae06141 | 2015-10-25 00:14 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(0)
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