古代世界の午後雑記


「古代世界の午後」更新履歴と雑記
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ファーティマ朝・マムルーク朝・セルジューク朝・イル汗国・サファヴィー朝の財政規模

 前回に続き、今回の過去の王朝の財政規模の話です。今回は、中世の西アジア、ファーティマ朝・マムルーク朝・セルジューク朝・イル汗国・サファヴィー朝の財政規模の数値と推計です。ご興味のある方はこちらを参照ください


 日本語資料があまりない、と思っていたファーティマ朝、探してみるとひととおりあることがわかりました。それら既存資料をまとめると、うまく一冊のファーティマ朝本が成立しそうです。私が妄想しているのは以下のような内容です。

第一部 ファーティマ朝
 【1】概要  ファーティマ朝国家論 莵原 卓 文明研究29号2010年 21頁
 【2】ファーティマ朝通史
 エジプトにおけるファーティマ朝後半期のワズィール職 莵原卓 史林 61巻6号(1998年11月) 31頁
 エジプトにおけるファーティマ朝後半期のワズィール職 莵原卓 東洋史研究41巻2号(1977年9月) 32頁
 【3】ファーティマ朝国家体制
  ファーティマ朝のディーワーン 莵原卓 西南アジア研究42号1995年 19頁
  ファーティマ朝のディーワーン2 莵原卓  東海大学紀要64号1995 21頁
 【4】 カリフ・ハーキム伝
  「Caliph of Cairo: Al-Hakim Bi-Amr Allah, 996-1021」掲載のマクリーズィー記載の異色のカリフ・ハーキム伝 英文で約40頁。これを翻訳して掲載
 
第二部 フスタート
  エジプトイスラーム都市アル・フスタート 出光美術館三鷹分館 1980年 (中近東文化センター研究会報告)  128頁
  【1】アル・フスタートの発掘報告 桜井清彦
  【2】フスタートの建設とアラブ支配 川床睦夫
  【3】エジプトの伝統的市場(スーク) 三木亘
  【4】東西交渉上のフスタート 家島彦一
  【5】陶磁の道 三木次男

第三部 同時代の旅行記に描かれたファーティマ朝
  【1】「ナースィレ・フスラウの旅行記訳注」 森本一夫監訳、長峯博之解題、北海道大学ペルシア語史料研究会訳 の解題 5頁
  【2】『回想録』ウサーマ・ブヌ・ムンキズ 藤本勝次他訳注 関西大学東西学術研究所 1987年 から解説(頁数不明)
  【3】イブン・ジュバイルの旅行記 (講談社学術文庫)  藤本勝次・池田修監訳 前書きと後書き計13頁

 これらを改稿して合計60頁くらいにまとめる。

合計 約360頁


 一部新規翻訳と改稿が必要そうな部分もありますが、基本、既存の論説・論文をそのまま編集することで、ファーティマ朝本が成立します。

360頁ではもの足りない感じもしますので、その場合は、

ファーティマ朝時代の書記の分類と職掌 莵原卓 東海大学紀要78号 2002年 11頁
ファーティマ朝前半期の書記規範 莵原卓 西南アジア研究 52号2000年 19頁
ファーティマ朝貴顕の商業活動 菟原卓 東海大学紀要69号1998年9月 11頁
「ジャウザルの伝記」にみる初期ファーティマ朝宮廷の内情 菟原卓 オリエント31巻2号1988年 16頁

などを加えれば、410頁くらいになります。ファーティマ朝は、本格的なシーア派初の政権、アッバース朝に対抗してカリフを名乗った最初の政権、異色の君主ハーキム、カイロを建設し後の時代に「エジプト」意識をもたらした政権、メッカとメディナを勢力下に置き、一時はバグダッドも占領、十字軍の到来など多くの特徴を持ち、イランのサファヴィー朝と並ぶ異色の政権であり、日本の学術団が首都フスタートの遺跡を発掘していたりと、様々な話題のある政権なので、是非是非こういう書籍が出て欲しい~と妄想し続ける毎日なのでした。

関連記事 ファーティマ朝:歴史と史料書籍「Exploring an Islamic Empire: Fatimid History and Its Source」
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by zae06141 | 2015-02-06 00:24 | その他歴史関係 | Comments(0)
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