古代世界の午後雑記


「古代世界の午後」更新履歴と雑記
by Solaris1
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スリランカ製作古代南インド映画『パッティニ(貞節の妻)』(2016年)

 2016年スリランンカ製作、古代南インド文学(通常サンガム文学と言われる)の『シラッパディハーラム』の映画化です。

 『シラッパディハーラム』は、古代タミル語文学の五つの大叙事詩のひとつとのことです。五つの叙事詩とは以下のものです。

『シラッパディハーラム』(ジャイナ教)、『マニメーハライ』(仏教)、『チンターマニ』(ジャイナ教)、『クンダラケーシー』(仏教/一部のみ現存)、『ワライヤーパディ』(ジャイナ教/現存せず)

 『シラッパディハーラム』は、日本語訳で約300頁あり、三部構成です。本映画は、第一部と二部の映画化です。本作は、スリランカの製作でインド・アーリア語系のシンハラ語の作品とのことです。シンハラ語で、ドラヴィダ系言語のタミル語の古代文学の映画化をしているのは、スリランカにおいて一時期内戦にあったタミル語系住民とシンハラ語系住民の民族融和が込められているのかも知れませんが、詳細は不明です。


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# by zae06141 | 2017-11-11 00:15 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(0)

プロ野球 日本シリーズ チーム別対戦成績表:全てのチームが対戦するのはいつか? 

※完成しないことが普通になってしまっていて、完成する日が来るとは思わなくなっていた小田急線の複々線化が完成し、ダイヤ改正がついに公式に発表されました(公式発表)。ダイヤ改正のあかつきには実家から出勤し、複々線化を実感したいと思っています。と、考えている人は他にもいるはずなので、ダイヤ改正後にしばらくは、余計な混雑が増えるのではないか、と見ています。複々線化の事業費のため運賃値上がりしたのが1986年、あれから30年。感慨深いものがあります
※Gyaoの無料動画でヴィスコンティの『ルートヴィヒ神々の黄昏』が放映されています(こちら)。11月28日まで

今年の日本シリーズは、初めての対戦組み合わせとなりました。あといくつ、未対決の組み合わせがあるのでしょうか。調べてみました。楽天は近鉄を含んでいます。南海-巨人の10-1は、巨人10勝、南海1勝と見ます。


南海西武
オリックス
ロッテ
日ハム
楽天

巨人
10-13-75-31-02-01-122-12
阪神
0-31-0
0-10-1
1-5
中日0-12-2
1-21-1
4-6
広島

0-21-1
0-12-03-4
ヤクルト
0-12-11-1

1-04-3
横浜
0-01-0
1-1

2-1
合計10-69-127-53-43-34-136-31

36の組み合わせのうち、1950年のセ・パ両リーグ成立以来の67年間で、25の組み合わせが実現しています。約69.4%です。阪神は、セリーグ二番目の強豪チームとの印象があったのですが、日本シリーズに出場したのは6回だけ、日本一となったのは一回だけ。二回優勝している横浜を下回っています。通算勝率ではともかく、優勝回数に限れば、阪神はパリーグにおける近鉄(楽天)相当のチームだった、ということがわかって驚きです。

残りのカードはいつ頃実現するのでしょうか?


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# by zae06141 | 2017-11-01 00:09 | 雑記 | Comments(0)

イラン国定社会科教科書小学校4年のパルティア・ササン朝の部分の翻訳

 イラン国定教科書のサイトがあります。小中学校と一部の高等科目の教科書がPDFで公開されています(サイトTOPはこちら)。小学校4年の社会科(こちら)から歴史の記述が登場しています。4年次の教科書に、古代イランを扱った部分があったので、パルティアとイランの部分を翻訳してみました。ご興味のある方はこちらをご参照ください。
 数年前から、イランの教科書で古代パルティアやササン朝がどのように教えられているのか、そもそも教えられているのか、に興味があり、教科書を読んでみたいと思っていたのですが、ようやく願いがかないました。インターネットは本当に凄い時代にしてくれました。

※ローマ帝国の人口推計の記事(こちら)について、若干書き加えました。ローマ市長官は、ローマ市を中心とする直径50マイルを管轄としており、この範囲であれば、人口密度として100万は可能です。また、護民官職権の管轄範囲も、ローマ市域外1マイルとしていて、アウレリアヌス城壁の周囲に1マイル分を加えると、市域面積は約3倍となり、これも100万人を十分収容できるサイズとなります。





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# by zae06141 | 2017-10-23 00:19 | 古代イラン関係 | Comments(0)

たまには政治の話:2017年衆院選挙

 明日は選挙ですので、久しぶりに選挙と政治の話を書きたいと思います。

 私の見逃しかも知れませんが、新聞各紙は、2012年の自民党草案の全文を新聞掲載していないような気がします。私の周囲では、憲法改正は9条と教育無償化など、一部の文言だけだと思い込んでいる人が結構います。自民党憲法草案全文を、選挙前に主要各紙に一斉に公開しておくべきだったのではないかと思います。2012年の時点では野党でしたが、今年の5/3日の安倍さんのインタビュー記事を境に、自民党の憲法草案は、新聞に掲載されるべき重要文書となっているはずです。

 以下別のテーマで駄文を長々と書いてます(昨夜22時頃から資料を調べ始め、書き終わったのは今朝8時でした)。誰かに読んでもらいたいわけではなく、自分の考えを整理するために記載したものです。


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# by zae06141 | 2017-10-21 08:17 | 世界情勢・社会問題 | Comments(0)

古代インドの料理

 古典古代時代の文化について長年調べています。今回は古代インド料理の話です。

 古代ローマ料理については、古代の料理書(『古代ローマの料理ノート』(アキピウスの料理書))が残っています。漢王朝時代の料理については、前漢時代の書『塩鉄論』に若干記載があり、6世紀北魏で編纂された『斉民要術』は南北朝時代の成立ですが、北方民族の影響を受けていない料理の記載もあり、それが漢王朝~魏晋時代の料理を留めていると考えられているそうです。古代ペルシア料理は、ペルシア帝国末期から10世紀頃の間に成立したと考えられる小品『ホスローと小姓』(こちら)に記載があります。

 これら古代ローマや漢王朝と同時代のインドの料理はどういうものだったのでしょうか?古代インドの料理についてはどんな史料があり、どんな料理だったのでしょうか?
 
 そこでちょっと調べてみました。


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# by zae06141 | 2017-10-12 00:07 | その他歴史関係 | Comments(0)

近世インド・マラータ王国歴史映画『バージー・ラーオとマスターニ』

 あまり日本では有名ではないかも知れませんが、受験世界史では登場する程度の有名人、17世紀後半から18世紀に中部インドの覇権を握っていたマラータ王国の宰相バージー・ラーオ一世(在1720-40年)の話です。

 本作は、インドでの公開3日後くらいに、日本の一部の都市で、在日インド協会の主催で英語字幕版が公開されています。在インド日本人の感想も直ぐにネットにあがってきました。2015年は、IMDbを開くと『バフーバリ』か本作か、というぐらい広告を目にしていたので、それなりに期待してはいたのですが、インドの作品ですから、あまり期待しないでいたところ、だいたい低いほうの予想通りだったような感想を目にしたので、視聴する気にならず放っておいたものです。しかし、前回『モヘンジョ・ダロ』が期待を大幅に上回る作品であったため、気持ちに若干余裕ができ、半日くらい無駄にしてもいいやと、視聴したものです。

 結果は、予想以上に映像がよかったところもありますが、基本的には想定通りの内容でした。もしかしたら、ネットの評判より良い感想を持つかもしれないと、真面目に辞書をひきながら視聴したため、結構労力がかかってしまいました。せっかく労力を使って視聴し、画面ショットを取得し、あらすじも書き留めてしまったため、一応感想と紹介の記事を書くことにした次第です。ご興味のある方はこちらをご参照ください。

 ひとことでいえば、前半の映像が全て、という作品です。これはこれで素晴らしい映像だと思います。




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# by zae06141 | 2017-10-02 00:15 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(0)

古代インダス映画『モヘンジョ・ダロ』

 歴史映画は、基本的に歴史に興味を持たせてくれれば良いわけですが、流石に神話やファンタジーと見分けが尽きがたいような作品を何作も見ているといい加減にして欲しいと思わなくもない部分もあります。
 本作にもあまり期待していなかったのですが、驚いたことに、これはまったく普通のハリウッド流スペクタクル映画でした。といっても、1950-60年代のハリウッドのスペクタクル映画です。最近のハリウッド史劇しか知らない人が、それと同レベルのものを期待すると、期待外れとなるかもしれません(例えば『ノア 約束の舟』『エクソダス 神と王』等)。IMDbの評点(こちら)も5.9と決して高くはありません。しかし、町の名前を、モヘンジョ・ダロではなく、古代シュメルのウルクなどに変更すれば、視聴者は、20世紀中盤のハリウッド史劇だと思えるのではないか、と思わされるほど、従来のインド歴史映画とは違う映像に仕上がっています。

 インダス文明を扱った作品では、テレビドラマシリーズの、ドキュメンタリー再現ドラマ『インドの発見』の第二話(紹介はこちら)があります。こんな感じの映像感覚での古代インダス映画を見たいと思っていました。しかし最近のインド歴史映画は、『バフーバリ』以降すっかり神話路線に回帰してしまったようだったので、予告編を見てさえ、まったく期待しておりませんでした。視聴しながらも、そのうちとんでもない映像が登場して神話のような展開になるのだろう、と期待せずに見続けているうちに、するすると見終わってしまいました。2時間40分、退屈せずに見れました。

 繰り返しになりますが、21世紀のハリウッド史劇ではなく、20世紀のハリウッド史劇という感じのインドの歴史映画が見れることがどれだけ凄いことなのか、わかっている人にはこの映画は面白く、価値があるように思えるのではないかと思います。普通に最近のハリウッド史劇と比べてしまうと、たいして特徴のない凡作に見えてしまうかも知れません。そういう前提条件を踏まえた上で、本作は、ぜひ日本で公開されて欲しいと願う次第です。
 今回はネタバレなしで、主にモヘンジョダロの都市の復元映像の紹介が中心です。ご興味のある方はこちらをご参照ください。

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# by zae06141 | 2017-09-22 00:15 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(0)

オスマン朝歴史ドラマ『壮麗なる世紀:キョセム』概要紹介 ver2

 オスマン朝君主アフメト一世(1590-1617年/在1603-17年)妃キョセム・スルタン(1589-1651年)の話です。一話約120-150分、合計60話。2015/11-2016/6第一シーズン30話、2016/11-2017/6月第二シーズン30話が放映され、完結しています。『壮麗なる世紀(邦題『オスマン帝国外伝』』)の続編枠で放映されたため、主題曲やセットは流用です。今回はこのドラマの簡単な紹介です。ご興味のある方はこちらをご覧ください。

 ところで、『壮麗なる世紀』はその第一シーズンが邦題『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム』が8/7日から放映中ですが、視聴者数はどのくらいなのでしょうか?公式サイト等で発表されているのかも知れませんが、それとは別にちょっと調べてみました。


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# by zae06141 | 2017-09-12 00:24 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(0)

中世インドの女王を若き日を描いたファンタジー的歴史ドラマ『ルドラマ・デーヴィ』

 2015年インド製作。インド史上数少ない女王ルドラマ・ デーヴィの若き日を描いた作品です。
 本作は、基本的に2世紀のサータヴァーハナ朝の栄主を描いた『ガウタミープトラ・シャータカルニ』と同様歴史に題材をとっ たファンタジー作品です。しかし歴史映画とも呼ぶことができます。理由は、ヴェネツィア(と思われる場所で)マルコ・ポーロ が貴族を前に語る物語だからです。時は中世で、マルコが大げさに物語っているエピソードとしてのルドラマ・デーヴィの話だか らです。マルコの法螺混じりの話だと思えば、なんでもアリ、といえます。

 ルドラマ・デーヴィは、その版図が現在のテルグ語圏に相当する領土を持った中 世カーカティーヤ朝(1000年頃-1323年)の第八代目と考えられている女王とのこと(在1261-1289年 頃)。マルコ・ポーロの『東方見聞録』にも言及されているそうです。本作は、マルコ・ポーロがヴェネツィア貴族に語る経験談 という構成をとっています。扱う時代は女王の誕生から25歳までです。王家に女の子が生まれると政争になることから、王家以外には隠して、男装させて男の子として育てる、しかし王位を狙う王 弟たちが疑いはじめる。王女は隠しおおせるのか!という話です。ご興味のある方はこちらをご参照ください。

※漢王朝とローマ帝国の艦隊がマレーで遭遇する映画『アレキサンダー・ソード 幻の勇者』Gyaoで9/27まで放映中です(こちら)。
※18世紀カザフスタンを扱った映画『ダイダロス 希望の大地』もGyaoで9/16日まで放映中です(こちら

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# by zae06141 | 2017-09-02 00:24 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(0)

サータヴァーハナ朝を題材としたファンタジー映画『ガウタミープトラ・シャータカルニ』(2017年)

2017年インド製作。一応前200年から後200年までの約400年間、デカン高原に勢力をもっていたサータヴァーハナ朝を題材としていますが、ほぼファンタジー映画です。衣装や建築物は、映画『プリンセス・オブ・ペルシア~エステル勇戦記~』に似た感じです。史実とからめてある部分は一部あるだけで、最盛期はインドの大半を勢力下においていたとはいえ、基本的にはデカン地方の地方政権だったサータヴァーハナ朝が全インドを統一したことになっているなど、改変部分が大きすぎるため、これを歴史映画ということはできません。しかし、サータバーハナ朝を扱った作品がまさか登場するとは予想もしていなかったこともあり、製作していただけただけでも嬉しいものがあります。漢とパルティアと同年代のインドの広域王朝ということで、かねがねサータヴァーハナ朝には興味がありましたし、映画としてはそこそこ面白く見れました。ご興味のある方はこちらをご参照ください。予告編はこちら

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# by zae06141 | 2017-08-24 00:16 | その他の時代の歴史映画・ドラマ | Comments(0)